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2010年11月6日〜7日 和歌山県・みなべ町
水野
 
クラブ員集合(会場にて)
【参加者名】菅原会長、鈴木事務局、奥本、井形、杉山、土方、瀧澤、西條、田中(幸)、中島、大槻夫婦、高橋夫婦、宮野、林、生馬、金子、小林、風見夫婦、鈴木(一)、水野、村岡、小水内、山田、斉藤(房)、池田、志村、中里、斉藤(武)、神田。

 「BMWフェスティバル」とは、1973年に大阪のフラットツィンクラブの呼びかけで始まり、BMWイベントとしては、最も歴史ある集まりといわれており、今回、38回目は南紀・串本での開催だ。
 それにしても、38年も続いていることは凄いことです。
 ただ、参加者の高齢化の波は確実に訪れており、この一年で4名の方がお亡くなりになった。


    「BMWフェスティバルの歴史」については「こちら」。
   

11月6日

 早朝2:00起床。
睡眠時間数時間であるが気持ちが高ぶっているので目覚めもパッチリとすこぶる元気である。
2:30 立川出発。中央道を高井戸目指すが時間も丑三つ時で道路は
ガラガラ、空車のタクシーのみが目立つ。

 高井戸から環八経由で用賀から東名に乗りひたすら第一集合場所の海老名SAを目指す。
町田ICを過ぎた頃 前方に3台のサイドカーを発見(高橋顧問を先頭に)。そっと後方に付き一緒に海老名SAに3:30前に到着、早いほうかと思いきや既に殆どのメンバーが到着しており、ツーリング時の皆さんの早起きには感心する。

 出発予定時刻の少し前より真暗い中でミーティングで事務局さんよりのルート説明。

 紀ノ川SAでの合流予定の菅原会長に代わり高橋顧問より挨拶をいただく。










AM4:00 まずサイドカー、、ソロの順に途中合流の4名を除く総勢28名が次の休憩場所「富士川SA」に向け出発した。

 日の出前の最も寒い時間帯だからか、特に山沿いの御殿場付近はもう真冬の寒さと言っていいほどで、「富士川SA」に滑り込むと皆すぐに重ね着したり、熱いものを飲んだりと寒さ対応に余念がない。

  誰かが気温5度だったという声が聞こえた。

 それぞれ身支度を整え、次の休憩場所「浜名湖SA」に向けサイドカーより出発しソロがそれを追う。
 しかし快調に飛ばしているにもかかわらず、なかなかサイドカーに追いつかない、サイドカーも飛ばしている模様だ。

 この頃よりあたりもだんだん明るくなり陽も差してきた。浅く陽が差す早朝のツーリングはいつも気持ちが良い。


午前6時半、浜名湖SAにて

 気温も上がったのか寒さも感じなくなり益々快調である。ついにサイドカーの先頭に追い付くことは無く浜名湖SAに流れ込んだ。ここで待ちに待った朝食である。

 ホッと一息ついた。

 ここで集合場所に向かう途中、バイクのトラブルで急遽自宅に取って返し車に乗り換え参加の金子さんが追い着き合流。

予想外に早く追い着いたと一同感心しきり。

急遽、車での参加、金子さん(右側)

 だいぶ日が昇ったところで次の休憩場所、東名阪「御在所SA」に向け出発。
途中豊田JCTで東名から伊勢湾岸自動車道に入る。名古屋港をまたぐ橋の上のこともあり路面の高度が高く見晴らしが素晴らしい。

 名古屋港、ナガシマスパーランドなどが次々と視界に入り走っていて気持ちが良い。


「伊勢湾岸自動車道」にて


四日市JCTより東名阪自動車に入ると間もなく休憩場所「御在所SA」に到着。


「御在所SA」にて

「御在所SA」にて

掲示板でおなじみの、静じいさんとけんたさんとも合流、
東京から走って来たけんたさんは、伊豆で仲間と会うためにとんぼ返りで帰って行った。豪傑です。


陽も昇り気温もだいぶ高くなってきた為か、皆それぞれの防寒対策を外しにかかる。
 

 東名阪道を亀山ICで降り、準高速道路の名阪国道に入る。

準高速道路は一般道扱いで最高速度は60Kmであるが、片側二車線で高速道路とほとんど変わらない。

このため速度超過には神経を使いながら、大型トラックなど軽快に追い抜きながら走行。

 


「名阪国道」の流れは高速なみ。

 気持ち良く走っていると後ろから大型トラックが追い越しをかけて、我々の縦列の間に入るように走行車線に急ハンドルで我々にあたかも体当たりするかのように幅寄せをかけてきた。荷台が大きく横揺れし、まるでカーチェイスの動画と錯覚するような凄まじさで危険極まりない。
 幸いにして接触など被害は免れたが、我ら縦列の先頭を抜くまで数回繰り返された。どうもそこそこのスピードで走っていたトラックを追い越した我々大集団がトラックの進行を遮ったのが、運転手の御機嫌を損ねたらしい。
 先頭に出たトラックはその後も快調に飛ばしてくれ、次の休憩場所「道の駅いが」までの間我々の露払い役を務めてくれた。


「道の駅いが」にて集合写真

 高速道路と変わらぬ名阪国道もICやSAは、一般道の様相で出入り口が判り難い。
入り口であたふたしながらも「道の駅いが」でしばらく休憩した後、昼食場所である西名阪道「香芝SA」に向け出発、名阪国道を天理市方面に走行、天理ICから西名阪道に入り「香芝SA」を目指す。

 香芝SAではそれぞれ食事をとり休憩。事務局さんより「次の休憩予定の岸和田SAをパスし全員集合場所である紀ノ川SAまで行く」とのアナウンスがあり、一同「紀ノ川SA」を目指し出発。

 西名阪自動車道から松原JCTを経由し近畿道、続いて阪和道へと進む。近畿道に入ると瀬戸内海(大阪湾)、堺市の町並みや工場群が見え、視界が広がり走っていて気持ちが良い。一時間ほどで紀ノ川SAに到着。

紀ノ川SAに入ると ここで合流の菅原会長、斎藤(福島)さん、小林(正和)さんが出迎えてくれた。これで総勢32名の大編隊となる。
菅原会長、俄か修理!

 それぞれ給油や休憩をとった後、ガソリンスタンド脇のスペースで全員ミーティング、菅原会長より挨拶および心得についての訓示をいただき、サイドカーを先頭に大編隊で目的の宿舎「南部ロイヤルホテル」に向け出発。

 阪和自動車道は片側二車線であるが、しばらく進むと片側一車線の対面通行となる(この部分が御坊道路?)。我々の車線は渋滞無く流れはとてもスムーズであったが、反対車線は延々と渋滞しており、「すごい渋滞。抜けるの大変だろうなぁ」と自分の身は全く痛くなく、他人事の高見の見物であった。

ところが、この不心得に罰が当たったのか、反対車線の渋滞が他人事ではなくなる事態が起こった。

 反対車線の渋滞の最後尾に私が差し掛かる直前、その反対車線の最後尾付近から、突然土煙が上がった。渋滞の最後尾に軽自動車が追突し軽の後輪が持ち上がる姿が見え、同時に何かの部品がコロコロこちらに転がってきた。
 対面通行区間でセンターラインにポールが立っているだけの状態なのでまさに真横で起こった。
 私の後続である消防単車と奥本車は更に危機一髪。

 追突した軽がこちらの車線に飛び出してきたからだ。幸いにして軽がブレーキをかけたのかそれほどこちら側の車線に進入することなく、目の前で停車。

 まさに危機一髪の幸運に胸をなでおろした。

 南部ICで下り、サイドカーを先頭に隊列を組み直し目的地の南部ロイヤルホテルに向かう。


 15:30頃 「紀州南部ロイヤルホテル」【地図】無事到着。
明日早朝に出発するメンバーもいるので、集合記念写真を撮りそれぞれ宿舎に入った。

 宿舎は全室から海が見え眺望が素晴らしかった。フェスティバル開始は6:30なので(例年ギリギリの到着でゆっくり風呂にも入れない事が多いが、今回は宴会前の時間を堪能できた)、安着を祝しビールで乾杯したり、温泉に入ったりと各自ゆっくりと時を過ごした。


6:30 メインイベントの宴会開始だ。

まず開始に先立って、この一年間にお亡くなりになられた各クラブの功労者の紹介と追悼式が行われた。私はここ5年間フェスティバルに参加しているが追悼式は初めての経験であった。


野口さんの想い出を語る土方さん。

本年は4名の方がお亡くなりになった。
その中の一人は
我がクラブ創設メンバー野口さんだった。

 乾杯とともに大いに盛り上がり景品の当たるじゃんけん大会でそのピークを迎え二時間半の予定時間も瞬く間に過ぎ去った。

解散後、二次会で交流を深めるもの、温泉に入り長旅の疲れを癒すもの、寝不足解消をはかるもの等、それぞれ南紀の夜を楽しんだことであろう。


会場はは200名以上の参加者で埋め尽くされた。我がクラブからは32名の参加だ。

壇上には69S+SCとイセッタも展示

女性陣も商品をゲット

 翌朝はさぞかし美しい日の出が見られるかと楽しみにしていたが、朝起きると雲に覆われていた。
 地面も濡れており夜間雨も降った模様だが、幸い雨は上がっていた。

 それぞれが朝風呂、朝食を済ませ8:30に駐車場集合。


ホテルの駐車場は200台近くのBMWで埋め尽くされた。


 フェスティバル参加者全員で集合記念写真撮影後解散。

オーナーズメンバーもここで解散式を執り行い解散となった。既に早朝出発したもの、これから吉野・高野山を目指すもの、キャンプをするもの、直行で帰るもの等 それぞれの計画に従い南部ロイヤルホテルを後にした。

  全国からたくさんのBMWバイクが集まって親交を深める年一回のフェスティバル、今回も良い思い出として参加者の心に残るであろう。

 来年は福岡BMWクラブの幹事にて九州・唐津での開催だ。木下さん(左)、その時は宜しくお願いします。

最後に、このような長距離ツーリングの計画を立てていただき、先導やら様々な面倒をみていただいた幹事の事務局さんに感謝を申し上げます。

レポーター:水野 
【高野山組】
 私達8名は別行動をとらしていただき高野龍神スカイラインを走り高野山で参拝安全をお願いをして今日の宿橋本市の郊外に有る、国民宿舎に宿泊一日の疲れを取る事になりました。
 スカイラインの約50kmには小さいカーブ多くありサイドカーには過酷な道路であつた。近くに行かれたら走つて見て下さい。
(高橋最高顧問)


高野山境内
 
【キャンプ】
 
私は会場で皆さんと別れ、静じいさまの道案内で奈良県の県境まで走り、それからは一人、司馬遼太郎の「街道をゆく」で有名な十津川街道を走り、伊賀まで行きました。
 伊賀では、「伊賀流忍者博物館」や「上野城」を見学し、近くのキャンプ場「OKオートキャンプ場」で一夜を過ごした。さすがに、このシーズン、広いキャンプ場は私を入れて3組だけでした。
帰り道は、東名で大槻さんご夫妻と偶然に遭遇、浜名湖では高野山組とも合流し、月曜日の夕方、無事に帰ってきた。
 R1200Rでは、初めてのロングツーリングだったが、楽しいバイクです。
(ビーパル親父) 
 
「OKオートキャンプ場」にて
 
【那智の滝見学組】
 当方の方は行きは、よいよい・帰り怖い・ホテルを出た後、紀伊半島を回り、那智の滝見学後
熊野那智大社の下り坂で、オートバイに異常が起こり、新宮市辺りから波乱万丈ツーに成ってしまった。
 レンタカーで軽トラを借り、オートバイを積み翌朝6:30分頃に眠い目を擦りながら帰宅致しました。
同行者の皆さんに大変ご迷惑をお掛けし、お世話に成り有難う御座いました。
事故・故障は付き物と思うので、これからも気を付けようと思って居ります。(事務局鈴木)


熊野那智大社奥に見えるのが那智の大滝

全員での記念撮影(主催者提供)
【参加クラブ名】BMWモーターサイクルオーナーズクラブ、BMWモーターサイクルクラブまんぼう、KVCinBMWファミリー、バイワーゲングループ、茨城BMWモーターサイクル同好会、BMWオーナーズクラブヒロシマ、名古屋コマンドクラブ、フラットツィンクラブ、松山外車クラブ、ボクサークラブ、岡山ワールドモーターサイクルクラブ、バイエルンボクサークラブ、関西ツーリングクラブ、肥後BMWクラブ、東京BMW愛好会、八代単車クラブ、福岡BMWクラブ、和歌山ミュンヘナークラブ、JSC京都滋賀支部、サンデーツーリングクラブ、岐阜ツーリングクラブ、チームロバくん、BMWサイドカークラブ、東京W会、BMWモーターサイクルクラブ、熊本BMWクラブ、山陰ライダースクラブ
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