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2010年9月11日〜12日 福島県・相馬市
井形
 

 猛暑続きの今夏から逃亡したい! 秋を満喫したい!と思われた方が今回は多かったのか、飛び入りの方を含めて総勢25名と通常より多少多い参加者。
東北道佐野SAに三々五々集合。と言っても、私が合流した720分ごろには半分以上の方がすでにご到着していた。さすが皆さんのやる気が感じられますねえ。


予報ではひょっとしたら雨かもといった不安もありましたが、気温27℃と気持ちの良い晴れの朝、秋らしいツーリングが出来ると気がはやる。

「第1日目」

 国見ICで合流予定の佐藤さん、斉藤(房)さんを除き、飛び入りの岡田さんを含めて全員定刻までに集合。

 菅原会長の「安全運転で」とのご挨拶、鈴木事務局長よりコース&日程説明後、ほぼ定刻の8時過ぎに

      さあ出発!

 サイドカー8台とソロ15台の計23が、ほとんど乱れずに東北自動車道を適正スピードで、鈴木事務局長の先導と最後を走る吉野さんの間で、常に無線で位置確認をしつつ、一塊になって集団走行。

 これだけの集団で高速道路を走ると、壮観ですねえ。ほぼ左車線に位置取りして、時たまトラックなどを追い越す時だけ蛇行する感じで、左右の山川、空の青さと秋雲などを愛でながらゆったりと、横綱相撲ではなく「横綱ツーリング


20数台が整然と走る姿は圧巻だ!!

途中、4050分おきに小休止と給油のため、上河内、那須高原、阿武隈、最後の安達太良SAに立ち寄る。ところが、北に走るにつれ、空はだんだん秋の空になっていくのに、地上の気温はぐんぐん上昇し、国見IC(定刻11時半)に到着した時は32℃。

     停まると暑い! まだ夏がいたんだあーー。


サービスエリアでは暑くて、日陰に避難。


 そこには、福島在住で今回の幹事、佐藤・斉藤(房)のご両人が二ヶ所に分かれてお出迎え、
 
       
ありがとうございまっす。

朝が早かったせいでもうすっかりお腹はグーグー、早く昼飯いーーっ

昼食場所は昨年お世話になった桑折町の「うぶかの郷(さと)」だ。

正午ちょうどに到着、大部屋に通され、幹事の佐藤さんから差し入れされたのが、冷たいビール、何か宴会モード。えっ?ご安心を。キリンのFREEでした。

佐藤さんに感謝しつつ全員グビグビ飲み干したと思ったら、約1名の方が遅れて着座された時には全く残っていなくってごめんなさい」。

 のどを潤した後は、さあ、全員共通献立の鳥料理って?と思っていたら、それぞれ目の前の鉄釜に汁と鳥が入っていて火をつけ、生玉子を入れてご飯に盛ると何と自作の親子どんぶり!

超美味。それに蕎麦椀までついて@650円也。

  
良心的お値段。

昼食後は温泉組、昼寝組などゆっくりし、1時に記念写真撮影後元気に出発。


うぶかの郷、ここで日帰り組の西脇さん(R69S+SC)とお別れ。


日帰りの西脇さんと別れ、24台で先導は佐藤さん、最後を斉藤さん。さすが土地に明るい。

田舎道を佐藤さんの先導で近道を辿り国道4号を北上し、国見ICを過ぎた辺りで右折、県道320号(五十沢国見線)から国道349号線を東へ、国道4号とは異なり舗装田舎道。


349号線は途中、阿武隈川沿いを走るルートだ。



国道113号線に入ったところが幹事さんお勧めの丸森町の蔵の郷土館と呼ばれる旧豪商の「齋理屋敷」に1時半到着。

  走っているときは気持ちが良いんだけど、バイクを降りたら、とにかく暑い!
   32.5℃。

屋敷に入らず隣のお店へ直行。

 ほぼ全員がソフトクリーム(@250で大きい!と福田さん感激)やかき氷(@250円)、ドリンクなど。

 店内で団体割引を中島氏熱烈交渉したものの見事失敗。

体のほてりが引いてからやおらお屋敷見学(@600円。20名以上団体割引だったが、人数ばらばらで資格無し)150年前に建てられた豪商の屋敷(和風と洋風あり)、蔵の数々、庭園、風呂などなど、東北一円にその名が知られた豪商の時代がそこあった。

調度品、着物、刀剣類(商人なのに)、絵画、それに写真まで。そうそうハーレーダビッドソンも一枚。
当主ファミリーだけでなくそこで働く人や丸森の職人など、明治時代の人たちの顔は惚れ惚れするほど「凛」としてましたねえ〜。


正面が150年前に建てられた「斎理屋敷」

蔵の中に展示してあった

何と、木製の大砲

2時半に出発。斎藤さん、少し遅れた私を待っていてくれてありがとうございます。

この後、少々ルートファインディングで脱線?あるも、パトカーの先導?で順調に国道113号線を一気に相馬の太平洋側へ。

このあたりから徐々に雲が多くなったかな? 

310分、原釜尾浜海浜公園で休憩。

土方氏は太平洋がお気に入りでジーパンまで浸かってエンジョイ。

3時半出発。全長519mの松川浦大橋を全員でゆうゆうと渡り、左に太平洋、右に松川浦を眺めつつ、一直線に伸びる大州松川浦ラインを転がっていた、タヌキの死骸を器用に避けながら。右折して県道74号線に入るや、道路脇の田んぼは一面の黄色、稲刈り前の美しい日本でした。


左手が太平洋、右手には松川浦を望み直線の「大州松川浦ライン」を走る。

結局、松川浦をほぼ一周して今宵の宿「はやし屋旅館」【地図】に4時到着。

到着直前に奥本氏命名の盆栽島などの小島に見惚れていると、狭い道路の右の松川浦側にはガードレールがなくツライチ、危なく落ちる所だった。

     
危険はどこにも潜んでいる!


松川浦沿いを走り、今夜の宿、「はやしや旅館」(右手奥白い建物)に到着

 旅館は新館に通され、部屋割り調整後、全員きれいな部屋に通され、よかったね。そこに事務局長からの召集令状、4時半から風呂にも入らず熱のこもったミーティング。

       ひと風呂浴びて、6時開宴

 宴会場には膳がずらり、しかも継ぎ膳(というんでしたっけ?種類が多くて1膳では並びきれないので膳の向こうに継ぎ足す形で小振りの膳がうまい具合に引っ掛けてくっ付けてあるタイプ、めずらしいねえ。)が必要なほど海の幸メインの豪華な料理。

菅原会長挨拶・高橋元会長の乾杯の発声に続き、宴会突入。

佐藤さんより、お酒2本、渡辺さんより、お酒1本差し入れ、感謝です!

その後、先日の欧州はドイツツーリング報告を中島さん、土方さんよりご披露あり質疑応答はヒキモきらず。酒と歌、宴会は盛り上がり、その後、約半数が幹事室で2次会突入。
          ※「ヨーロッパツーリング 11日間」レポートは→こちら


始まりは皆さん神妙です。


        ところが、1升瓶一気飲み!!

    寝たのは何時でしたっけ?

「第2日目」

深夜から雨音。

 やはり朝から雨、早朝は小降りだったもののだんだん本格化。やはり、群馬のKさんが、雨を持って来たんだというもっぱらの噂。

さもありなん。

雨で霞む松川浦

 それにしても旅行の時の朝はお腹がすく、と思いきや「何と!」朝から焼き魚にうなぎまで付いた特製朝ごはん。ごはんが美味しかったですねえ。

     本当にダイエットキラーの宿ですよ。

 その場で、9時集合出発と決定。斎藤さん、鈴木さんとご一緒に清算までして頂き、ありがとうございました。


出発時、写真では見えないが雨が降っていた。
有志で、近くの「水産物直売センター」でお土産をゲット!!

失礼ながら、小生は雨模様のため先発ごめん!(全員の方にご挨拶をできずご無礼の段、ヒラニ容赦あれ!)10時半ごろ、いわきを通過するあたりで雨は上がり、途中で着替え。昼ごろ無事家に着きました。

       皆さん、大変お世話になりました。

福島の佐藤・斎藤両幹事さん、また、差し入れをしてくださった方々ありがとうございました。

                                 以上

レポート、会員No58  井形信一 

昼食をした「うぶかの郷」にて
【参加者名】菅原会長、鈴木事務局長、高橋顧問、奥本、土方、中島、大槻、林、秋元、前野、吉野、水野、福田敏、小水内、吉川、須田、須田ジュニア、渡辺、安田、志村、岡田、佐藤、斉藤(房、西脇(残念ながら昼食までの日帰り)、井形(記)。以上25名。
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