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2010年8月28日〜30日 宮城県・栗駒高原
大槻

会場の栗駒高原「ハイルザーム栗駒」には3時過ぎには到着

 毎年、8月の最終土日に開催される「オポーズドツィンクラブ」の集い、今年は20回目となり記念大会となった。我がクラブからも会長を初め、総勢15名の参加であった。

 今回の場所は2008年6月に起こった「岩手・宮城内陸地震」によって、山体崩壊などの甚大な被害を受けた宮城県・栗駒山の麓での開催であった。

8月28日

  8月も終わりだというのに夏真っ盛り。
この暑いなか勇者と言うかバイク馬鹿が10数名、こんなツーリングでした。 

 「オポーズドツィンクラブ」の集いに初参加の僕ちゃんは、4時に起きて我が家を5時出発した。さすがに早朝なのでまだ涼しい。
 中央自動車道に乗り、一路、皆が集まる東北自動車道「佐野SA」へ、とても快適な滑り出しと思ったが快適さはそこまで、山手トンネルに入ったとたんに28度から、一挙に39度、背中に何かが流れ出す。トンネルを出てもこの暑さは治らない。

 東北道に入ったところで1回目の水補給。

 時間が早かったせいか、道路はすいていた。気持ちよく走っていたら、千葉の飛ばし屋さんのR69Sがすっ飛んでいった。
 旧タイプとは言えすごい加速、あっと言う間に見えなくなった。
 







 7
時頃「佐野SA」に着いたら、殆どのメンバーが集まっていた。集合時間は8時なので、かなりの時間があるのに遊びのときは皆さん早い。

8時丁度に、消防単車さん知人で四輪BMW乗りの「見送り美人」に見送られ、佐野SAを出発した。

  一路、宮城県・栗駒高原へ。


東北自動車道を北へ!道路脇の温度計はすでに30度以上!!

安達太良SAにて、暑すぎて日陰に駐車。
右奥に見えるのが見送りに来てくれた「見送り美人」さんと赤いBMW

 東北自動車道を北へ走り、「上河内SA」→「安達太良SA」→「国見SA」→「長者原SA」と熱射病で倒れそうになるような熱気の中で休憩をし、「若柳金成I.C」で高速を降りてからは単調な田舎道となった。

  宿まで6キロのところで突然通行止め。

 2008年の「岩手・宮城内陸地震」によって道路が壊れ工事中のため迂回となった。

 その迂回距離10数キロ、しかし山道は結構楽しかった。

 途中、山が崩れているところもあり地震のすごさが分かった。






 3時過ぎに会場の宮城県・「ハイルザーム栗駒」に到着、オポーズドツィンクラブの方が出迎えてくれ、駐車場のおじさんに誘導されて駐車した。
 良く見ると、そのおじさんは我がクラブ会長の菅原さんでないか。

 所用があり一足早く、会場に到着していたのだ。


15年ぶり、引っ張りだしてきたR69S+SCで参加の菅原会長。


  宿に入り早速、温泉に浸かり背中の汗を洗い流した。

 宴会は6時半からだ、今回はハッチさんが大間で直接仕入れてきた、マグロの解体ショーがあるとのことだったが、会場に行ったら兜を真ん中に刺身のオンパレード、席につくや私はマグロ三昧、飲むのも忘れ刺身定食状態、気が付いたら生ビールを飲むのを忘れていた。あわてて飲んだ。

 60
人近くの人がマグロを食べたが、宴会が終わった時もまだ残っていた。かなり大きなマグロだった。








宴会も恒例のジャンケン大会で大いに盛り上がり終了。

オポズードツィンクラブ3人衆の挨拶

ずらりと並んだマグロの刺身

まず、猪野さんとジャンケン勝負!

あちこちで闘いが・・・

お隣の部屋で二次会をやり、部屋に帰って、クラブ員同士で軽い3次会をやって、就寝となり初日は終わった。

8月29日

 さて、2泊組みは8名である。

「長者原SA」で1泊組みと別れ、一路、昨日走った、東北自動車で福島県・幕川温泉を目指す。「国見IC」で高速を降りたところで福島の斉藤さんと待ち合わせし案内をしてもらった。、桑折町の酒屋の佐藤さん宅に寄り飲みものと桃をごちそうになり、そこから近くのソバ屋で昼食もすませ、いよいよ山岳ツーリングだ。

  斉藤さん、佐藤さんお世話になりました。

 磐梯吾妻スカイラインへ入る、登るごとに気温が下がり1600メートルまで登ると気温は25度。


「乗鞍吾妻スカイライン」バイクは1150円高ッ!

噴煙を上げる一切軽山

平均標高1350mの快適なワインディングで涼しさは格別!!


 涼しさの中でのワインディング楽しみ、そこから少し下がったところが今夜の宿、福島県・幕川温泉「水戸屋旅館」はあった。

 早速、温泉へそして宴会。昨日と違い山の幸、これもまた美味しい。

宿の名物「檜の露天風呂」。夜半にも入ったが満天の星が綺麗だった。
 
秘湯の宿「水戸屋旅館」にて


  食後、疲れが出たせいか私は9時には天国へ。


8月30日

翌朝5時には起きて、近くに素晴らしい滝があるとのことなので皆で見学に行くことにした。

 アップダウンの厳しい山道を歩くと20分ほどのところに素晴らしい滝があった。
 マイナスイオン100パーセント気温で鳥肌がたつほどだった。

 帰り道チョイト汗をかき、朝風呂でスッキリその後朝食、しっかりゴハンを2杯食べて宿を出た。


高さ30mの幕滝(まくたき)

 帰りのコース「磐梯吾妻レークライン」から「磐梯山ゴールドライン」を走ることになったが、先頭を走る幹事さんの飛ばしすぎで、千葉のR69Sのエンジンがぐずり出し、にわか修理屋をオープンしたが、時間がかかりそうなので、鈴木さん、寺本さん、湯本さんが残り、我々5人は先に行かせてもらい、121号線で私は田島まで行き皆さんと別れた。

残り4人は日光まで行き、そこから高速に乗り帰ったらしい。

 一泊組、二泊組とも全員無事に帰宅できたと思います。

 異常な暑さの中、お疲れさんでした。  


リポーター:秘湯の会ひろしでした
【天気ニュース】
今年の猛暑、「30年一度の異常気象」気象庁が見解

 この夏の記録的な猛暑について、気象庁の異常気象分析検討会は3日、「30年に一度の異常気象」との見解を発表した。日本付近を流れる偏西風の蛇行や今春まで続いたエルニーニョ現象が主な原因という。今後も9月末まで平年より気温が高い状態が続く可能性があるとの見通しを示した。

 検討会によると、この夏は梅雨明け後に日本付近の上空を流れる偏西風が北側に大きく蛇行し、太平洋高気圧と大陸からのチベット高気圧の勢力が強まった。さらに、南米ペルー沖で春まで続いたエルニーニョ現象と今夏に新たに起きたラニーニャ現象の影響が重なって、北半球の中緯度地域の空気が暖められたことが記録的な気温の上昇をもたらしたという。

 
全員集合(主催者提供)
【参加者名】あきるの市の鈴木親子、土方、村岡、中島、大槻、豊田、鈴木(一)、田中、寺本、湯本、生馬、杉山、高橋、斉藤、奥本、吉野。菅原会長は早朝出発のためこの時はいなかった。
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