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2010年7月24日〜25日 群馬県利根郡・湯宿(ゆじゅく)温泉
群馬・小柴

 その日は朝から嫌な予感がしていた。
 いつもならばツーリングの準備は前日にするのが習慣になっていたが、今回は前日まで仕事に追われて居た為、当日の早朝に準備をする事とした。
 小生のSCはコンテナに保管してある(幅が広いため郵政車両のアルミのコンテナ)。イタズラ防止のために施錠と会社の軽自動車を前に止めてある。
 先ずは、それを移動しないと??? あれ〜?軽の鍵が無い(泣き)事務員が持ってってしまったらしい。(怒)
 急いで電話をして届けてもらって、何とか、集合時間
に間に合いそう

  
  いざ、タンクにガソリンを入れ出発!

 
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朝からの猛暑にも走り出せば既に顔面は緩んでいる。遊びになると人格が変わってしまうのは小生だけではないだろう。バイクに跨れば、事務員の凡ミスも許せる心の寛大なオッチャンに変身していた。

集合場所の「駒寄SA」には30分以上前に到着し、見学予定の酒蔵と蕎麦屋に予約を取り、今回の勇士を待つ余裕まで出来た。「早起きは三文の徳」昔の人は上手い事を言ったものだ。

日帰り組み2名と1泊組が9名の合計11名が揃い出発となった。

途中、「石打SA」にて小休止し、「小出IC」までを高温高速走行をするが、250ccのピアッジオが発進と上り坂には苦労している。

此れだけ暑いと熱中症の一人や二人が出ても不思議ではないが、流石にオーナーズの勇士達は気合が入っていてその様子は無い。


「小出IC」を降りてR17からR252を走り今回の第一目的地越後ゆきくら館に到着。

ここは冬に積もった雪を高く大量に積み上げて、その下に地下貯蔵庫が有り酒を熟成させている。外は35℃で貯蔵庫に入ると5℃だから一気に30℃の温度差は老体には刺激が強いが。火照った身体には気持ち良かった。

蕎麦屋の予約も有った為に第二の予定地の西副寺はパスする。

(次回の新潟ツーに取って置こう)

昼食場所の「宮野屋」にて蕎麦を食す。

味は良いが盛は少ない。
虹鱒のから揚げは二度揚げして有るので骨までガブリといける。

お隣のご老体は熱い!美味しい!を繰り返しハフハフ言いながら食べていた。ここの蕎麦屋は春がお勧めだ。特に、山菜の天ぷらの盛り合わせは是非一度食べてもらいたい。




昼食を済ませて、隣の八海山尊神社に寄る。たまたまだが宮司さんがバイク好きらしく、バイク集団を嬉しそうに迎えてくれて気持ち良かった。会員のバイクを眺めながら、何故かイージーライダーの話をしていた。年齢が大体解かる。

八海山は日本酒の銘柄でお馴染みだがこの神社の荒行、TV放映される大火渡祭を御覧になった人も居ると思う般若心経を斉唱し火を渡るという危なそうな修行だ焼けたアスファルトの道を延々と走り続けるライダーにも似ている。

消防単車さんのリクエストにより、八海高校に寄り、校門前で記念写真をする。


次の見学場所、曹洞宗(禅宗)金城山・雲洞庵(うんとうあん)に移動。直江兼続(なおえかねつぐ)が幼少の頃、預けられ、この寺で儒教の根本精神を修行したらしい。

ここで、兼続さんは人々に対する慈しみを生涯の旗印(愛)とされたらしい。


    
心の癒される静かなお寺だ。


雲洞庵

雲洞庵

1日目の見学コースも終え日帰り組みとも別れて本日の宿を目指す。
R17
は以外に空いている。

苗場を通り三国峠を走る。心配していた雨も無く(路面を見ると濡れていたので運良く雨上がりの直後だった)気温は24度の山道を快調に走る。今回はサイドカーで先頭を走らせて貰ったが直ぐ後ろを走るRSがピッタリと付いて来る。

もっと飛ばせ!の合図だろう。スロットルを空ける。メーターは80`を指している。コーナーではカーが浮いてしまわないかとヒヤヒヤしながら走った。

金田屋」に到着。宿泊組の9名と宿から300mの所にある、嫁さんに饅頭屋を任せている敬ちゃんと、そして今回、オーナーズにデビューした(昔は若かった)ノンちゃんが加わった。

風呂に入り今日の汗を流し、6時から宴会となる。女性がいると雰囲気が変わるのが分かる。

風呂に入っても加齢臭の消えない集団だが、浴衣美人がコンパニオンだから、お下劣な会話も無い。そして、出て来る料理は全て手作りの美味しい品ばかりだ。小生も初めての宿だが、幹事としても「良い感じ」!

二次会のカラオケは隣のスナック「ポケット」だが、殆んどの爺はノンちゃんに付いてきた。

リクエスト曲はデュエットが多いのも仕方あるまい。RS福田氏のフランク永井が素晴らしかったし、秘湯さんは踊り続けているし、事務局長は正にプロだな。「三つで五百円」は涙の出る名曲だった。
饅頭屋オヤジも「もう一つの土曜日」を歌っているが、きっと昔のホッぺの赤い彼女でも思い出しているのだろう。

カラオケは盛り上がる一方だが、明日の体調を考慮し1030にお開きになり就寝。

ここで、お詫びしなくては成らない。雨男を自称する小生だが、峠の雨も空振り、宿に着いて1時間後の雷と通り雨、皆さんに合羽を着せる事が出来ませんでした。     

「心中よりお詫び申し上げ候」

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・朝食も済み宿の前で記念撮影をし、解散となる。













  直帰組と日光経由組とに分かれた

 小生はノンちゃんの仕事場「匠の里・陶芸の家」に寄り昨晩のお礼を言い、片品村の豆腐屋尾瀬ドーフに向った。

知人に前から頼まれていたの豆腐をクーラーボックスに入れて、このまま帰るのも勿体無いので尾瀬方面に向った。鳩待峠の横を曲がり、こんろく峠を走った。

ブナ林の中の道は実に気持ち良かった。自然を独り占めしているようだった。途中の照葉峡で一休み。滝の横の浅瀬は流れる水も冷たく、裾を捲って1時間ばかり足を冷やした。

贅沢とはこれを言うのだろう。

大好きなバイクに乗り、良き人達と酒を酌み交わし、美味しいものを食べ、一人自然の中に溶け込む。ここで一句浮かびそうだが中々出て来ない。

「せせらぎや、糖の混じった立小便」日光今市!!

数日後に宿の親父さんからお礼の葉書が届いた。

「心遣いを嬉しく感じた」機会が有れば又、お世話に成りたい。次回のコンパニオンにはノンちゃんは勿論だが、敬ちゃんの嫁さんも誘って見よう。 

                                     合掌

      @ 今回も胸を張って言える! 少なくとも小生は楽しかった!!
 リポーター=小柴
【参加者名】奥本・井形・生馬・田中(幸)・田中(征)・福田(敏)・土方・小柴・大槻・村岡、真ん中は宮司さん

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