9月18日
東北方面のツーリングの場合、東北自動車道「佐野SA」が定番の集合地だ、今回もその「佐野SA」9時集合出発である。
8時半頃に到着するなり、皆さんから、「脚は大丈夫か?」と声をかけて頂き心配してくれた。(ありがとうございます)
6月の同伴ツーリング以来に会う方が殆どで、懐かしい顔ぶれに会えて嬉しかった。
定刻にスタートするが、9月も中旬をすぎたのに汗ばむほどの陽気になってきて、途中の休憩所では日陰に避難するほどの暑さになってきた。
福島の斎藤さん(R50) |
宇都宮ICから「宇都宮有料道路」に入り二つ目の出口「大沢IC」で高速を降りると、そこに幹事の福島の斎藤さんが待っていてくれた。
それからは、斎藤さんを先頭に日光杉並木の119号から121号に入りを北に走った。
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それにしても、暑い、夏用メッシュジャケットで走っているが丁度良い感じだ。
途中、日光江戸村や東武ワールドスクウェアの看板を横目にみて、鬼怒川を抜け、11時30分頃に龍王峡に到着!!
日光杉並木(121号線) |
世代交代、2世が二名参加(金子君、須田君)、須田ジュニアーはR100RSでの参加で立派なビーマーだ。 |
駐車場でおばちゃんが、愛想よくでてきて、「こっちこっち」と手招きするので、そこへ停めようとすると、事務局鈴木さんより、予約してある店の駐車場は別の所ということになり、皆さん、そちらに移動した。おばちゃんは残念そうであったが、やはり、お客さんが少ないせいか争奪も激しそうだ。
?歳の高橋顧問も元気に参加、正面は龍王峡。 |
「上州富岡徘徊倶楽部」の田中さん |
福田さんのR1150RのABSの調子が今一だ。 |
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そこへ群馬組の玉葱小僧さんと田中さんが遅れて合流、何と国産250のオフ車で現れた。最近「上州富岡徘徊倶楽部」なるものを立ち上げ、山の中を徘徊してきたらしい。
ここで昼食となり、食事後はバイクを修理するもの龍王峡へ降りるものと、思い思いに休憩し、私も龍王峡を見たかったが、坂道を歩くと膝が痛むので止め皆さんと談笑して過ごした。
ここで日帰り組の群馬勢とはお別れになったが、帰りも山道を徘徊しながら帰るのであろう。
それから、121号の気持ちいいワインディングを走り、五十里湖(いかりこ)の所で、最後を走る奥本さんより、あきる野市すずきさん(R50)が離脱したとの無線が入った。どうもエンジン不調のようだ。
同じ旧車(R50)乗りの斎藤さんが手助けに行き、我々は少し走って日光市「上三依水生植物園」の駐車場で待機した。
10分ほどで何とか駐車場に合流してきたが、どうもふけが悪く今一のようで、登り坂の所でとうとうストップしてしまった。
ここから、我がクラブお得意の路上修理が始まった。やはり電気系統ではないかということでおかめを外し、コイルを交換した所エンジン始動!!ヤッタと思ったとたんエンジンストップ、それからはとうとう沈黙してしまいご臨終だ。
宿に入る時間も迫ってきたので、止むを得ずレスキューを呼ぶことにし、車で来ていた吉川さんと本人を残し我々は先を急いだ。
352号にぶつかり左折し桧枝岐方面に向かい、途中、ガソリンスタンドでの情報によると、「これからは、先日の台風のせいで道路に砂がたまっているので気を付けて下さい」とのことだった。
それに、352号線は新潟県小出の方へ抜けることが出来るのだが台風のせいで途中から通行止めらしい。
登って行くと両サイドに、土石流の爪痕が現れてきた。道路の周りには砂山と土のうが幾つもあり、民家が全壊している所もあり、台風の影響は凄かったようだ。
土石流で壊された民家。 |
それに、352号線は道幅もせまく、カーブと急坂、工事現場も何か所もあり走るのに気を使う。
352号を左折し本日の宿の福島県南会津「尾瀬御池ロッジ」には5時過ぎ到着した。ロッジと言っても立派なホテルで泊っているお客さんは尾瀬湿原見学のお客さんが殆どのようだ。
早々に風呂に入り、6時半より宴会開始だ。
幹事の斎藤さんの挨拶で始まり福島の佐藤さんよりの差し入れの日本酒2本もあっというまに無くなった。
宴会後、ロビーにて11月の唐津でのBMWフェスティバルの打ち合わせを行い就寝となった。
9月19日
朝、目覚めると今日も良い天気だ。それに標高があるせいか、冷気が気持ち良い。
記念撮影後、解散となったが、桧枝岐までは昨日通った352号線を皆と一緒に下ることになった。
帰り道の駅で休憩、ここでR1150Rはリタイヤとなった。 |
途中、今度は福田さんのR1150RのABSが異常で走行不能となった。
これもレスキューを呼び、あきる野市の鈴木さん同様、福田さんも吉川さんの車で帰ることになった。
1回のツーリング中に2回もレスキューを呼んだのは、私は記憶に無い。
取りあえずは事故では無く良かったと思うしかないだろう。
それからは、西那須野塩原ICで東北自動車道に乗り各々家路へとついた。
皆さん、お世話になりました。
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