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09年みちのくツーリング
2009年9月26日〜27日 福島県・桑折町(こおりまち)
福島の斎藤&佐藤

旧羽州街道小坂峠にて

 今回のツーリングが終了して、事務局鈴木さんから携帯に電話が入りレポートを書いて欲しいとの事、昨年もみちのくツーリングのレポートを書いたはずだが? まあ断る理由もないので書き始めた。

 春にクラブ行事が決定して、事務局から東北ツーリング担当お願いしますと言う連絡が入った、あれから半年が経った早いものである。
 一応、蔵王方面と答えたと思う。それからすぐに昔からの悪友、酒屋の店主佐藤(克)君(元はドカ大好き人間)今は、ドカが壊れてばかりでと言う理由?でR100RSに落ち着いてはいるが、本当はフルカウル外してハーフカウルにして、シングルシートにしてとか本当に夢多き人間だと思う。
 
 それはさておき、一応15名位の人数でと宿泊の予約を宿にお願いした。ふたを開ければ26名にもなっていてホントにびっくり!!
 ETCで1000円の影響もあるのでしょう、本当は青森県とか行ければ良かったのかとひとりで思いふけっております。
 私など田舎者が走るコースはいつも決まっている。道幅は狭い、信号機が無い、東京に比べれば車はほとんど通らない田んぼのあぜ道、まれに馬の糞など落ちているので注意は必要である。


 今回のコースの下見を佐藤君と二人(R26とR100RS)で走った。一応GOサインが出ても彼は再度チェックのためもう一度走って来たと後から聞かされた、ホントあんたはエライよとまたまた感心した。

   
当日は雨だけは降らないでとお祈りをして早めに床についた(福島の斎藤)

 国見インター出口で早めに行って待機していると時間厳守でクラブ員が到着、さすが我がクラブだと思いました。早めの昼食をとり、ツーリングに出発。
 

 まずは旧羽州街道(きゅううしゅうかいどう)の小坂峠を目指しコーナー多き道を走行、サイドカーはキツイカナ?と思ってはみたが、みんなベテラン揃い心配は無用であった。

 のんびりと金色に輝く稲穂や、美しい山々を見ながら走行していると遠刈田温泉のチーズ工場に到着、敷地内のログハウス風の喫茶店にはよく佐藤君とツーリングで来たものです、いつもの様にアイスクリームを食べ皆さん満足そうでした。

 次に目指すは七ヶ宿ダム、オットどっこい前にはミニパトが?皆さん眠気が覚めましたか?今度は私のチビ(R26)が先頭、後に車を含め25台、抜こうか、抜くまいか迷った(ほんとです)。プラスに考えてミニパトが先導役をかってくれたと思い感謝です。
 途中右折して行った、宮城県警のおまわりさんと軽く挨拶を交わして別れ、次の休憩地点、七ヶ宿ダムに到着すると、そこにはすべり台、童心に帰り滑っていたクラブ員もいたような?忘れました。
 クラブ旗を取り出していつものようにハイチーズ、いい顔してね、とパチリ。


 次は桑折郡役所を見学、ちょうど三元車も展示してあった、BMWも歴史はあるがこの自転車を造った人もすごい、あんたは偉いと感心しました。

 今夜の宿、うぶかの郷に無事到着、ひとまず幹事としてホット胸をなでおろしました。

風呂にはいり軽く汗を流し待ちにまった宴会です。

 今回ほど各自の自己紹介が長いのにはびっくりしました。佐藤酒店店主、何か入れたかな?よっぽど酒が美味しかったか?BMWが好きなのか?しばらくぶりに嫁さんから解放されたか?どちらかと思いました。

 今回も楽しいツーリングをありがとう御座いました。
 皆さんの無事到着の掲示板を見てまたまたひと安心。

        お世話様、BMWに感謝です。

 会員No.26 BMWは二流とは思いたくない旧車大好き人間福島・斎藤でした。
 
 1回の東北方面のツーリングにしか、なかなか参加できなく、待ちに待った「みちのくツーリング」

 今回、福島・斎藤君と幹事を任され、桑折町の「うぶかの郷」に宿泊することに決定。
 小生の地元「桑折町(こおりまち)」も案内しようと、無い頭で案を練って参りました(福島の佐藤)
 11:00に二人で家を出発。
 国見インター出口で待つことに、しばらくすると事務局の鈴木さんを先頭に全員が笑顔で無事到着。軽く挨拶をして昼食場所へ、これだけの台数のBMWが桑折の町の中を爆走するのは初めてかな?

 予約しておいた食堂のおやじさんが借りておいてくれた隣の消防屯所の駐車場に愛車群を止めて、カレーライスとソースカツ丼にて昼食を済ませ12:30に出発、
 国見町・小坂峠に向かいました。

 旧羽州街道小坂峠はきついRカーブが続く道でサイドカーにはちょっと厳しい道でした。小坂峠に着いて小休止、この日は朝から我がクラブが来るのを待っていたかのような快晴の秋晴れで、見晴らしが良く福島盆地(信達平野)が綺麗に見え思わず皆さんで記念撮影。

 旧道の小坂峠は急な勾配の道で難所の峠です。昔は出羽三山にお参りする人々や山形、秋田、青森の各大名達が籠を担いでこの道を通り賑わっていたそうです。

 休憩後、白石・蔵王遠刈田方面に出発、信号もなく初秋の南蔵王高原道を快適に飛ばす!
 はじめのほうは南蔵王の山々に突き刺さって行くような感じの道で私の好みのツーリングロードです。




 福島斎藤君がR26のため、登りはちょっとキツイかなと思いつつ・・・南蔵王の麓を駆け抜け、14:00に蔵王酪農センターへ到着。

蔵王酪農センターにて

 この日は暖かく皆さんでソフトクリームを食べながら、チーズの売店など冷やかした後、七ヶ宿ダムに向けてR26斎藤くんを先頭に出発すると、いつのまにかミニパトが先頭に?追い越すわけにいかずしばらく安全運転に、R26斎藤くんの力量が発揮されず?ペースダウンで走る。その内にミニパトもいなくなり、七ヶ宿ダムに到着。

 七ヶ宿ダムはおよそ19年の歳月をかけ平成3年に完成された流域の洪水調整、かんがい用など多目的ダムです、三つの歴史ある集落が湖底に沈んだそうです。

 記念撮影の後、桑折に向けて出発。そこでちょっと桑折町を紹介。桑を折る町と書いて、「こおりまち」と呼びます。
 昔は養蚕が盛んで桑畑が沢山あり、今は桃の畑ばかりですが、町の真ん中にも大きな蚕糸工場が二つも在りました。近年、安い中国産の絹製品に押され、衰退し現在は閉鎖、解体、跡地は介護施設や商業施設になろうとしてます。

 江戸時代には五街道のひとつ奥州街道(東京〜青森)と脇街道の羽州街道(桑折〜青森)分岐点『追分』があり、また日本三大鉱山のひとつ半田銀山は江戸幕府直営になり、代官所が設置され、当時はは大変栄えていましたが、・・・
 今はその歴史と文化を元に、『人と心をつなぐ街道』ということを軸に町おこしに頑張っております。

 桑折町市内を走り、桑折『旧伊達郡役所』へ向かい見学です。

旧伊達郡役所

 この建物は明治16年に完成し、明治政府の郡の役所でした。工費はすべて地元住人からの熱意での寄付で建てられ、当時の二万五千円、現在の四億円が掛けて建てられた、壮麗なる擬洋風建築で、桑折町のシンボルであります。

 中では桑折で誕生し、現存する日本最古の自転車『三元車(さんげんしゃ)』が展示されていました。桑折の鈴木三元(みつもと)氏が私費を投じて、明治9年に完成し明治14年に東京で開催された第2回内国勧業博覧会に出品し、その時桑折から東京までの当時のあまり整備されていない道をこの三元車にて三日間で走り、大変な評判になったそうです。
 ちなみに現在の五代目鈴木三元氏は私の裏に住んでおります。






 今まで、一台の迷子車、トラブル車?も無く、順調に走行して来て、安堵の胸中の内にもう夕暮れです。
 
それでは、今夜の宿泊場所・桑折の秘湯?『うぶかの郷』へ向かって行き、宿に着いてからしばしミーティング、その後風呂に入って、宴会に突入です。

 高橋会長の挨拶の後の自己紹介では、大笑いありの連発で大いに盛り上がりのうちに終了。

 場を改めて二次会も開催、豪快な夜は更けて行きました。

囲炉裏を囲んでの二次会

 
この『うぶかの郷』は夏には『源氏ホタル』が乱舞し多くの観光客が県外からも訪れます、クラブ員の須田さんの話ではここのファンになり数回、宿泊に来ているとのこと、 皆さんもぜひ夏にも来てみてはいかがですか!

 翌日はつも通り皆さん起きるのが早く、一風呂浴びた後、駐車場では、愛車の手入れをする諸先輩方としばし講習会。R26斎藤先輩から、勧められてBMWに跨り始めてから、まだ日が浅く未熟な私には大変勉強になるひと時でした。

 朝食を済ませ、会費を徴収して支払いと、これで幹事の役目を無事に終えたと一安心。記念撮影後、解散となりました。


 皆さんに感謝と無事を祈りつつ手を振り見送って今回の私のみちのくツーリングは終了いたしました。
 
会長はじめ事務局、会計、皆さんに大変お世話になりありがとうございました。
 
(今回のレポート) 会員bS0 こんな土田舎に住む福島・佐藤でした。
『うぶかの郷』にて
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