私もGSでと思っていたのだが、前日に試走した所、またまたダイオードボードのトラブルでチャージランプがつきっぱなしになり、幹事のためリタイアもできず、ダート走行禁止のR69Sで参加するはめとなった。
群馬チームとは御荷鉾(みかぼ)スーパー林道【群馬県鬼石(おにし)町から南牧(なんもく)村まで通じるこれらの道路を総称して、御荷鉾スーパー林道と呼んでいる】の入り口にほど近い道の駅「上州おにし」で待ち合わせる事となっていた。
花園ICで高速を下り、9時半頃に道の駅に着く。そこにはすでにやる気マンマンの小柴さん、尾崎さん、そしてR1200GSの前野さんが待っていてくれた。
ちなみに前のお二方はどんなに目を細めてみてもビーエムには見えない250と125での参加である。この後この二台の活躍により今回のツアーが助かった事か,,,。
残念ながら、R50の鈴木さんがやはり林道は止めとくか?という事となり別ルートで単独ツーとなった。
相変わらず林道とは入り口がみつけづらい。吉野さんのバイクナビで先導をお願いし無事に御荷鉾スーパー林道を走り出した。近年どこの林道も舗装化が進み、ここも例外ではなくダート部分は年々短くなっているようだ。
御荷鉾スーパー林道の特徴はやはりその眺望の良さと、距離の長さという事だが昨年の崖崩れによる復旧工事があまり進んでいないようで、全体の半分ぐらいの所にある森林公園までは走行可という情報を聞いていたので、そこまで走ることにする。
途中、舗装路からダートに変わって少し走った所でヤマボウシという木のきれいな所があったので一休みすることとした。森林公園は休んだ所よりすぐの所にあり、事務所らしき建物がありその横を道が続いているのだが、やはりゲートが閉まっていた。
ここでお終いかと思ったのだが、バイクなら行けるとの話もあり、一応クラブツーということもありゲート突破はいかがな物かと思ったので、歩いて行ける範囲でトラブル箇所が確認出来ればと思いとぼとぼ歩き出した。
するとその時後ろからバイクの音が,,。小柴さんと尾崎さんが偵察をかって出てくれたのだ。
とりあえず結果を待つことにし、我々はちょっと早いが昼食にする事にした。昼飯とお茶は各自用意してくるはずだったが、用意の無い方もいたので持ってきた物をみんなで適当につまむこととした。
なかなか二人は帰ってこない、かれこれ1時間たってきたので少々心配である。二人が戻って来たら、来た道を引き返そうかと思っている所に帰ってきた。
偵察部隊によるとどうやら次の下仁田へ下りる道までは通過出来そうだ。
今後どうするか決める間もなく、ゲートはどけられ、次のポイントまで我々は走り出した。道自体は当然であるが、また整備もできていないので状態は荒れていた。
しかし、我々のような「なんちゃって林道ツアー」にはすごくおあつらえ向きで、私的には楽しかった。
下仁田への分岐ポイントまで全員無事通過した。こちら側にもゲートはあったがこちら側は全然緩く誰でも入って行けそうだった。さらに先まで御荷鉾林道は続いているようだが、その先のゲートは頑丈で見るからに「行かないでね」と言った感じだった。
そして,共に走りきったクラブ員たちから走りきった満足感も感じられたので、思い残すこと無く林道を離れ、道の駅で旨いコーヒーでも飲もう!!御荷鉾を後にした。
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