海鮮ツーリング
2007年4月21日〜22日 千葉県・勝浦
 秋元勇二郎


晴、9時に出発、私と茂原の吉野さんは市原ICで一行を待った。11時頃、皆揃ったところで市原ICを出発、木更津南ICで降りR127の内房沿いをひた走る。

風は少々強いが涼しく心地良い、曇り空の中対岸に3本の煙突がかすんで見える、久里浜の発電所か。

今回ツーリングナビゲーターは吉野さんに担当して頂いた。やがて昼食場所の鋸南(きょなん)町の「お食事処ばんや」に到着、やはり混んでいた。
 ここは保田漁協の直営で早朝、沖合の定置網で引き上げられた新鮮な魚が運び込まれ料理を提供してくれる。我がクラブ員は地魚のばんや寿司、くじら料理それにイカがたっぷり入ったかき揚げ丼を食したが、この丼は一人では食べ切れなかった。そのような方達に持ち帰り用の容器が用意してあったがそれに気づいたのはお勘定をする時であった。



 その後洲崎から房総フラワーラインを通るが花の時期は過ぎていた。これとは別に皆さんお気づきになられましたでしょう?この房総地域は「槇」の生垣が多数ございます。中には2m〜3mを越すのもあります、「槇(マキ)」は千葉県の木に制定されております。

野島崎にて記念写真を撮り小休止。
 次に外房の海岸線を流すと思いき丸山町より内陸部の山越えに入る、さすがナビゲーター吉野さんは演出がうまい。ところどころに八重桜が咲く山を越えアップダウンを
80キロ近くで走破、自分はナビゲーターに必死で着いて行く。下り坂の左コーナーはリヤーブレーキを掛けながらアクセルを思い切り開けるカー側のタイヤはスリップして焦げ臭い。
 そうでもしないとたちまち間を開けられてしまう。その様な状況下でもナビゲーター吉野さんは観光スポットのガイドは怠らない、日本酪農の発祥地嶺岡牧場等々無線にて紹介される。千葉は海しかイメージがわかない諸兄にとってその他にも色々と千葉の観光を楽しみながら今日の宿「松の家(まつのや)」【地図】に着いたのは5時頃であった。

風呂から上がり、いよいよ海鮮宴会ある、事務局や幹事の須田氏のあいさつのあと、古山氏の乾杯で始まった。勝浦港で水揚げされた魚介類の料理の他金目鯛、カツオをメインに伊勢海老、うに、まぐろその他地魚が入った船盛り3艘これは圧巻である、これらの肴で地酒、ビールでたらふく飲んで食べました。

曇り、640分ころサイレンの音で目が覚めた、火事かと思ったら漁船が港に入った知らせとのこと、もう朝市は始まっていたのでぐるっと廻ってくる。私はたいした物は買わなかったが「はまぐりのしぐれ煮」と農家手作りの梅干を手に入れた、これは店で売っているのとは違い素朴な味で美味しいのである。毎朝、緑茶にこれを1個入れ食べるのが慣わしになっているのである。

 朝食は昨夜食べた伊勢海老の入った味噌汁とそれにあぶらののったアジの開きやその他であるが美味しくて御飯をお替わりしてしまった。


このアジは全員にお土産として別途頂きました毎度のことながらお気遣いいただき恐縮です。

「松の家」を9時頃出発、岩瀬さんは現地で別れその後、大多喜で直帰組と吉野MCコレクションホールMOTOKONYA MOBARA行きとに別れる。

 私は吉野氏のコレクションホールに行った、ここでかなりのバイクを観賞させて頂きました。スピード
300キロ超のカワサキZX−12R、BMW各種、ライラック、ドニエプル、ジュノウその他新旧のマニヤ垂涎のバイクが所狭し鎮座していたのにはただ驚きでした。帰りは吉野氏の先導ではるばる蘇我ICまで送って頂き、私は11時半に無事帰宅しました。

最後に今回の幹事須田さん、それに吉野さん色々とお骨折り頂き誠に有難うございました。

                     会員No 8 千葉県在住 秋元勇二郎

【参加者名】須田、岩瀬、奥本、土方、古本、吉川、秋元、瀧澤、前野、田中(征)、吉野、安藤
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