海鮮ツーリング(北茨城天然・平潟温泉)
2005年7月23日〜24日
茂原の吉野(R1100GS)

あぶくま洞駐車場にて

723日(土) 
0430 薄明るくなり掛けている空を眺めながらボンヤリしている頭と体を目覚めさせるため顔を洗いに寝床より起き出す。

どんよりと曇った空模様、天気予報では一日中曇り処により雨である。
身支度を整え前日に用意しておいたライディングウェアーを着込んで、車庫に向かう。幾ら朝早いとはいえ
7月の後半の気温とは思えない涼しさに思わず身震いが出る。

車庫よりR502を引き出してタンクバッグを固定する。後ろのキャリヤには前日にパンク修理道具や替えのチューブその他修理道具や予備パーツを入れた鞄を前の日に括り付けてある。
燃料コックを
ONにして、ティクラーを押してキック3回。何時もの様に独特の排気音と共にエンジンが目を覚ます。朝0500早いので御近所迷惑に為らないようにすぐに走り出す。

最初の信号待ち、この信号はバイパスを横切る為待ち時間が長い。何時ものアイドリングでの揺れを楽しんでいると、段々と片肺になってくる。右の爆発音が変だ。右のキャプを見るとガソリンがオーバーフローしている。歩道に乗り入れゴミでも引っ掛っているのかとビングのキャプフロート室の蓋を開ける。アリャー・・・ フロートがガソリンの中に沈んでいる。
フロートを持ち上げ 振ってみるとチャポチャポ音がする。
フロートに穴が開いてガソリンがフロートの中に入ってしまったヨーダ。ヨーダならばフォースの力で直すのだろうが、生憎私は只の人(病気と事故以外、貰うの大好き)。
何とか片肺に為りながらも自宅へ帰り、代わりのR1100GSに荷物を積みなおす。

集合時間に間に合わせるべく
跳ばすが、湾岸自動車道では都バスではなく一般のフアミリーワンボックスが三車線のうちの右側二車線を塞いでこちらを向いている。事故渋滞を何とかかわし首都高速を東北自動車道へ向かうが天気予報どおりの処により雨、路肩が無いのでそのまま走行。

東北道に入り雨も止み一路佐野
SAを目指すが集合出発時間の0800には未だ館林IC付近。無線が届くかと呼べども返事はなし、0810ようやく佐野SAに到着すると自宅に連絡をとってくれたらしく、事情を判ってみんなヘルメットを脱いで
待ってくれていた。(舞って手を振っている方は数名、バラバラは踊ってなかたけど)
皆様遅れてごめんなさい。


会長さんの挨拶の後 本日のコース説明が有り出発。


会長達サイドカーを先頭に快調に東北道を北上、上河内
SA、那須高原SAと休憩しながら北上するが気温表示は20度、高速走行なので涼しいどころか寒い。

しばらく走れば磐越自動車道に郡山
JCTで乗り換えになるといった処で、前を
快調に走っていた、会長のマフラーより黒煙とともに怪鳥は飛び出さなかったけれど、会長、路肩へスローダウン、小生はガソリンの供給不良かと思うまもなく会長キャプレターのフロート室のガソリンを捨ててサイドカーから予備タンクの燃料をガソリンタンクに給油(まるでビット作業を観ている様)流石ベテランの会長。
すぐに走りだすが追い越しでアクセル全開にするとガソリン供給不足の様でスピードダウンずうっと予備コックを使っていなかったのでゴミがコックのパイプ内に詰っている様子
。100km/時なら走れそうなので、予定の阿武隈高原SA迄走り給油し快調となる。

福島の斉藤さんが待つ小野
ICで降りて、あぶくま洞に向かう。
あぶくま洞の手前の蕎麦屋さんで昼食。

各自好きな物を注文するが牛丼は限定10個とのこと、食べた方の感想は肉が少なく卵でとじてある。きっと5個分しかないのに卵で量を増やして10個にしたのでは? 真相は次回食べれば解るかな。

昼食後はあぶくま洞へ向かうが時間が無く記念写真を撮って出発(皆さん御免なさい私が遅れたせいです)斉藤さんの道案内で県道R66(信号も対向車も居ないアメリカのR66とは大違い、ツーリングには持って来いの道)と国道49号線にて塩屋岬灯台へ。

塩屋崎で千葉のアルピニスト鈴木さんが
GSにて林道を越えて来て合流。皆さんは灯台の上まで景色を眺めに、私は何度も登ったので、一人美空ひばりの曲に合せてお土産屋さんで名物のウニの貝焼き、焼き立てで舌鼓を打つ。自宅へも送る。皆の観光が終わったところで、本日の宿、北茨城平潟温泉、魚の宿「まるみつ」(人間も泊めてくれます)へ。

宿の部屋でミーティング(途中で大きな地震の揺れが、震源は千葉県北西部、近くに居住のクラブ員は心配で自宅へ連絡、電車も止まったらしい、そう言えば新潟地震の時メインスタンドで停めていたバイクに倒れたのは有ったがサイドスタンドで停めていたのは倒れなかったらしい、タイヤとサスペンションが揺れを弱めるのかな?)の後一風呂浴びて宴会場へ。

お皿に生きた殻付ウニが
3つ乗っている、それもお皿が人数分。てことは13個食べていいの、新鮮なお刺身の盛り合わせにもウニが・‥ようし ご飯をもらってウニ丼作るぞ、蟹も有るでないか、蟹丼作るぞ、お酒も飲むぞ、楽しい宴会でした。

二次会ではもっと盛り上がり、斉藤さんの友達が送ってくれた日本酒の美味しいこと、楽しいピストンの講座等もあり大いに盛り上がりまして就寝致しました。他の部屋はその後どうしたか判りません。

7月24日(日
朝の日差しに起き上がり(何処がとは突っ込まないように)朝風呂へ、ほてった体を冷やそうと宿から5分の海岸へ、台風が近づいて来ているので荒れていて、足も入れられません。
漁港へも歩いて行ってみました。中々風情が有りました。

揚げ蒲鉾の良い匂いがおみやげ屋さんの中からしています。宿に帰って朝食 ご飯二杯、何時も一杯なのに旅行に出ると食べられるのは何故?
宿の前で記念撮影して0900解散出発。

私は会長さん他、有志と袋田の滝へ、セレプ中島さんのナビのおかげで空いた快適なワイディングロードでショートカット、
会長達サイドカーもかなりのスピードで快調に抜けてゆく、流石である。袋田の滝を見学の後、群馬方面の方々と別れて国道118で那珂ICへ、常磐自動車道 友部SAで昼食の後流れ解散、会長達とつくばJCTで別れて空いた国道408409と抜けて(途中の渋滞箇所は裏道で抜けて)1600自宅へ帰還。

善かった何も地震の被害は無かった。(めぜたし。めぜたし。

                        千葉県茂原在住 吉野昭

【参加者名】 高橋会長、鈴木(清)奥本、中島、土方、秋元、斎藤、須田、鈴木(一)高橋(篤)青野、岩瀬、前野、福田、息子、寺本、田中、三上、18

小野IC

塩屋崎灯台より

魚の宿「まるみつ」

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