わずか18psのBMWシングルで九州福岡迄、往復路2,400kmを1泊2日で走ろうなど普通のライダーは考えないものだが、とにかく走るのが大好きな私は、R90/6GPスポーツをあえて家で休ませ、頼りないR27を選んだ。理由は燃費が良い、載り心地が良く疲れない、静かなだけでなくちゃんと走れることを証明したい。心配な点は、エンジンが焼き付くのでは、部品が走行中落ちるのでは39年前の老バイクと47歳の体と、どっちが先に壊れるか?
10月27日 17:30 仕事を終え、東京都国分寺を出発する。18:10 に池尻インターから進入し、オドメーターは12,457mphを示している。川崎インターにて高橋会長と連絡をとる(すぐ、後ろに来ているとのこと)海老名SAへ着くと、すでに中島氏が待っていました。しばらくすると高橋会長と奥様、斉藤(武)氏、柴田氏、杉山氏、中里氏、齋藤(房)氏が到着する。揃って出発するが私はR27の様子を見ながら8〜9割で追いかける。途中20:30 (12,541mph)富士川SAで食事をとる。
10月28日 0:20 養老SA(12,700mph)、2:40 西宮名備SA(12,797mph)、5:20 吉備SA(12,888mph)、8:50 宮島SA(12,923mph)到着、尾道で前泊していた野口氏、大槻氏と奥様、黒田氏と奥様のサイドカー組と合流、出発となる。11:30 美東SA(12,071mph)で食事をとり出発する。下関IC手前でソロ走行していると、岡山ワールドモーターサイクルクラブの古城氏がやはりソロ走行で、クラクションで挨拶して、音も無くR69Sで追い越して行く。後で、ホテルに着き会って話すと、多摩ナンバーのR27だから誰かと思ったよ!と笑顔で言ってくれた。15:30 ビューホテル平成に到着。宴会では千葉の小林氏も一緒になり無事宴会も終了し就寝。
10月29日 9時に、記念写真の後、一人で早々に出発である。途中下関ICで高速を降りて寄り道をする。山口県の191号線を豊浦へ向かい川棚の大楠を見にいく。クスノキの森へ着く少し前からの雨の渋滞走行中に鈴を鳴らしているような音がする。停車し、さっそく点検してみると、キャブレターのワイヤー取入れ部のキャップが外れているのに気付き締め付けて完了。
小月ICから再び高速道へ進入する。帰りの高速走行はムチの入れっぱなしとなった。
登坂車線は全て全開である。平坦地は65mphで連続走行となる。カーボンが行きの高速走行ですっかり落ちたのか、帰りの方がエンジンが別物のように良く回るのにはビックリする。
今回のツーリングで一番苦しかったところは、名神小牧の手前で東名高速(音羽蒲郡〜豊川)が事故による通行止めの為、止むを得ず中央高速へ入ったわけです。
10月30日 深夜2:12 駒ヶ岳SA(13,794mph).霧と雨とカーブと猛スピードのトラックで恐怖のあまり、眠気も覚める。6:00 八王子IC到着。6:30 (13,928mph)自宅帰着。
皆さんの応援・協力で頑張れました。ありがとございます。
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全走行(1,471mph)2354km
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走行時間 行き22時間、帰り21.5時間
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ガソリン 80リットル
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平均燃費 29km/l
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