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BMW Motorcycle Owners Club |
■車種別編集にあたり以下の文献より引用・参考にいたしました■ 「MOTORCYCLIST 別冊」(主に1981年3月号〜5月号「BMW STORY特集) 八重洲出版 /「BMWモーターサイクル 風の軌跡」 ゲロルト・リングナウ著 ダイヤモンド社/「単車 BMW」 小関和夫著 池田書店/「アウトバーンの疾駆」 成美堂/「モーターサイクル 賛歌」 月刊ライダースクラブ/「アウトバーンの栄光 BMW」 成美堂/「BMWモーターサイクル史」 ブルース・プレストン著 グランプリ出版社/ |
BMW K100RS (1983-89) |
●K100RS 主要諸元●エンジン 水冷4サイクル水平縦置き4気筒DOHC2バルブ ボア・ストローク67×70mm 総排気量987cc 圧縮比10.2 点火方式フルトランジスタ 始動方式セル ●性能
最高出力90ps/8,000rpm 最高時速220km以上 ●変速機 5段リターン 変速比@4.197 A2.959 B2.304 C1.879 D1.666 ●寸法・重量 全長2,220 全幅0.590 全高1,155(各m) 乾燥重量235kg 燃料タンク容量
22リットル オイル容量3.75リットル タイヤサイズ フロント100/90-18 リヤ-130/90-18 ●価格 15,190マルク(日本価格186万円) ●生産台数 35,562台 |
BMW初の水冷4気筒モデルで200km/hでの巡行を可能にした。日本以外で唯一、2輪4輪を手がけるメーカーであるBMWの強みを生かしBMW4輪部門のノウハウを最大限に活用され、完成された4気筒パワーユニットは「コンパクトドライブシステム」という名でドイツ特許庁の認定を受けた。電子制御燃料噴射やABSブレーキ(当初オプション、88年より標準)、キャタライザーなど、あまり、セールスポイントに結びつかないと思われてた「環境、安全」を量産車として積極的に導入した。 |
BMW K100 (1983-90) |
●K100 主要諸元●エンジン 水冷4サイクル水平縦置き4気筒DOHC2バルブ ボア・ストローク67×70mm 総排気量987cc 圧縮比10.2 最高出力90ps/8,000rpm 最高時速215km以上 ●変速機 5段リターン 変速比@4.5 A2.96 B2.30 C1.88 D1.67 最終ギヤー比* ●寸法 全長2,220 全幅0.730 全高1,150(各m) 乾燥重量215kg 燃料タンク容量 22リットル オイル容量3.75リットル タイヤサイズ フロント100/90V-18 リヤ130/90V-17 ●価格 * ●生産台数 12,717台 |
K100RSのノンカウル版でベーシックなモデルがK100である。K100RSより外観は大人しいが、取り回しや運動性能は良く、市街地走行や峠のワインディングを楽しむにはイージーに楽しめた。 |
BMW K75 (1985-95) |
●K75 主要諸元●エンジン 水冷4サイクル水平縦置き3気筒DOHC2バルブ ボア・ストローク60×70mm 総排気量740cc 圧縮比- 最高出力75ps/8,500rpm 最高時速210km ●変速機 5段リターン 変速比@4.5 A2.96 B2.3 C1.88 D1.67 最終ギヤー比- ●寸法 全長2,220 全幅0.640 全高1.290(各m) 乾燥重量204kg 燃料タンク容量 21リットル オイル容量3.5リットル タイヤサイズ フロント100/90V-18
56H- リヤ120/90-18 65H ●価格 -マルク ●生産台数 17,770台 |
K100の4気筒エンジンを1気筒減らし3気筒とモデルとしたのがK75シリーズである。4気筒に比べコンパクトかつ軽量で、エンジンも豊かな低速トルクにより瞬発的加速力に優れていた。 |
BMW K75C (1985-95) |
●K75C 主要諸元●エンジン 水冷4サイクル水平縦置き3気筒DOHC2バルブ ボア・ストローク60×70mm 総排気量740cc 圧縮比- 最高出力75ps/8,500rpm 最高時速200km ●変速機 5段リターン 変速比@4.5 A2.96 B2.3 C1.88 D1.67 最終ギヤー比- ●寸法 全長2,220 全幅0.640 全高1.290(各m) 乾燥重量204kg 燃料タンク容量 21リットル オイル容量3.5リットル タイヤサイズ フロント100/90-18
56H リヤ120/90-18 65H ●価格 -マルク ●生産台数 9,266台 |
ハンドルマウントのビキニカウル装着。 |
BMW K75S (1986-95) |
●K75S 主要諸元●エンジン 水冷4サイクル水平縦置き3気筒DOHC2バルブ ボア・ストローク60×70mm 総排気量740cc 圧縮比- 最高出力75ps/8,500rpm 最高時速210km ●変速機 5段リターン 変速比@4.5 A2.96 B2.3 C1.88 D1.67 最終ギヤー比- ●寸法 全長2,220 全幅0.640 全高1.290(各m) 乾燥重量204kg 燃料タンク容量 21リットル オイル容量3.5リットル タイヤサイズ フロント100/90V-18
56H リヤ130/90V-17H ●価格 13,990マルク ●生産台数 18,663台 |
K75系のハーフカウルをフレームマウントとし、高速巡航性を高めたのがK75S。 |
BMW K100RT (1984-89) |
●K100RT 主要諸元●エンジン 水冷4サイクル水平縦置き4気筒DOHC2バルブ ボア・ストローク67×70mm 総排気量988cc 圧縮比- 最高出力90ps/8,000rpm 最高時速215km ●変速機 5段リターン 変速比@4.5 A2.96 B2.30 C1.88 D1.67 減速比1:2.91 ●寸法 全長2,220 全幅0.920 全高1,460(各m) 装備重量283kg 燃料タンク容量 22リットル オイル容量3.6リットル タイヤサイズ フロント100/90V-18 リヤ-130/90V-17 ●価格 -マルク ●生産台数 22,332台 |
初のグランドツアラーとしてデビュー。風洞実験を繰り返して創られたフェアリングは180km/h以上のクルージングを快適なものにしてる。89年以降RTは廃盤となり、LT系に一本化される。 |
BMW K100LT (1986-91) |
●K100LT 主要諸元●エンジン 水冷4サイクル水平縦置き4気筒DOHC2バルブ ボア・ストローク67×70mm 総排気量988cc 圧縮比- 最高出力90ps/8,000rpm 最高時速215km ●変速機 5段リターン 変速比@4.5 A2.96 B2.30 C1.88 D1.67 減速比1:2.91 ●寸法 全長2,220 全幅0.920 全高1,460(各m) 装備重量253kg 燃料タンク容量 22リットル オイル容量3.6リットル タイヤサイズ フロント100/90V-18 リヤ-130/90V-17 ●価格 18,530マルク ●生産台数 14,899台 |
RTシリーズをよりグレードアップしたモデルがLTシリーズである。ラジオキット、トップ&パニアケース、コンフォートシートなど装備も充実していた。リアショックには自動調節式リヤサスペンション、ボーゲ製ガスショックユニット「ニボマット」が採用され、いかなる場合でも安定した走行ができた。 |
BMW K1 (1989-93) |
●K1 主要諸元●エンジン 水冷4サイクル水平縦置き4気筒DOHC4バルブ ボア・ストローク67×70mm 総排気量988cc 圧縮比11 点火方式フルトランジスタ 始動方式セル ●性能
最高出力100ps/8,000rpm 最高時速240km ●変速機 5段リターン 変速比@4.50 A2.969 B2.30 C1.88 D1.61 ●寸法・重量 全長2,230 全幅0.875 全高1,230(各m) 乾燥重量225kg 燃料タンク容量
22リットル オイル容量-リットル タイヤサイズ フロント120/70ZR17 リヤ160/60ZR18 ●価格 20,200マルク(日本価格167/182万円) ●生産台数 6,921台 |
K100ベースに4バルブ・エンジンと大柄なフルカウルを装着し従来のモデルとは異質の存在だ。フュールインジェクションの吸気系には電子制御やGSシリーズで採用されていたパラレバーをロード車として初採用。91年以降ABSシステム、3元触媒(キャタライザー)標準装備。最高出力はドイツ国内規制の100psに押さえられていた。 |
BMW K100RS-4V(1990-92) |
●K100RS 主要諸元●エンジン 水冷4サイクル水平縦置き4気筒DOHC4バルブ ボア・ストローク67×70mm 総排気量988cc 圧縮比- 最高出力100ps/8,000rpm 最高時速220km ●変速機 5段リターン 変速比@- A- B- C- D- 最終ギヤー比- ●寸法 全長2,230 全幅0.700 全高1.564(各m) 乾燥重量235kg 燃料タンク容量 -リットル オイル容量-リットル タイヤサイズ フロント-- リヤ- ●価格 19,950マルク ●生産台数 12,666台 |
4バルブのK1に、従来のRS的外装を与えた2代目のK100RS。 |
BMW K1100LT (1991-96) |
●K1100LT 主要諸元●エンジン 水冷4サイクル水平縦置き4気筒DOHC4バルブ ボア・ストローク70.5×70mm 総排気量1092cc 圧縮比- 最高出力100ps/7,500rpm 最高時速210km ●変速機 5段リターン 変速比@4.5 A2.96 B2.3 C1.88 D1.61 最終ギヤー比2.81 ●寸法 全長2,230 全幅0.803 全高1.260(各m) 装備重量290kg 燃料タンク容量 22リットル オイル容量3.75リットル タイヤサイズ フロント110/80-VR18 リヤ140/80-VR17 ●価格 *マルク ●生産台数 20,081台 |
Kシリーズ最初の1100ccモデル。電子制御式三元キャタライザー(排気ガス浄化装置)搭載。安全面においてはABS標準装備、105リットルのラゲッジスペースなど当時のツアラーとしては先進的であった。 |
BMW K1100RS (1992-96) |
●K1100RS 主要諸元●エンジン 水冷4サイクル水平縦置き4気筒DOHC4バルブ ボア・ストローク70.5×70mm 総排気量1092cc 圧縮比- 最高出力100ps/7,500rpm 最高時速220km以上 ●変速機 5段リターン 変速比@4.5 A2.96 B2.3 C1.88 D1.61 最終ギヤー比2.81 ●寸法 全長2,230 全幅0.803 全高1.260(各m) 乾燥重量244kg 燃料タンク容量 22リットル オイル容量3.75リットル タイヤサイズ フロント120/70-VR17 リヤ-160/60VR-18 ●価格 21,950マルク ●生産台数 10,579台 |
ツアラーのK1100LTに次いで1092ccエンジンを搭載し、装いも新たに登場した3代目RSモデル。エンジンの強化に対応して、フレーム、サスペンションも大幅に改良を受けている。 |
BMW K1200RS (1997-) |
●K1200RS 主要諸元●エンジン 水冷4サイクル水平縦置き4気筒DOHC4バルブ ボア・ストローク70.5×75mm 総排気量1171cc 圧縮比- 最高出力130ps/7000rpm 最高時速250km以上 ●変速機 *段リターン 変速比@* A* B* C* D*1 最終ギヤー比* ●寸法 全長* 全幅* 全高*(mm) 装備重量285kg 燃料タンク容量 *リットル オイル容量*リットル タイヤサイズ フロント* リヤ-* ●価格 214万円 ●生産台数 |
BMW最強の130psで登場。 |
BMW K1200LT (1999-) |
●K1200LT 主要諸元●エンジン 水冷4サイクル水平縦置き4気筒DOHC4バルブ ボア・ストローク70.5×75mm 総排気量1172cc 圧縮比11.5 最高出力98ps/6750rpm 最大トルク 12.1krm/5250rpm 最高時速200km以上 ●変速機 5段リターン 変速比@3.850 A3.022 B2.392 C1.954 D1.521 最終ギヤー比* ●寸法 全長2480 全幅1100 全高1555(mm) 装備重量378kg 燃料タンク容量 24リットル オイル容量*リットル タイヤサイズ フロント120/70ZR17 リヤ-160/70ZR17 ●価格 279万円 ●生産台数 |
K1200RSのエンジン、フレームをベースにボディ一体型パニアケースを備え、ラグジュアリーツアラーとして登場。CDチェンジャー付きサラウンドシステムやクルーズコントロール、電動リバースシステムも装備している。性格上、エンジンは低中速域重視だ。 |
BMW K1200GT (2003-) |
●K1200GT 主要諸元●エンジン 水冷4サイクル水平縦置き4気筒DOHC4バルブ ボア・ストローク70.5×75mm 総排気量1172cc 圧縮比- 最高出力130ps/8750rpm 最高時速245km以上 ●変速機 *段リターン 変速比@* A* B* C* D* 最終ギヤー比* ●寸法 全長* 全幅* 全高*(mm) 装備重量*kg 燃料タンク容量 *リットル オイル容量*リットル タイヤサイズ フロント* リヤ-* ●価格 232万円 ●生産台数 |
GT(グランツーリスモ)という名でK1200RSをベースに、それまで、オプションだったクルーズコントロールやパニアケース、ヒーター付きのグリップやシートを標準装備。RSに比べアップライトなポジション、電動式アジャスタブルスクリーンなど新しいスポーツツアラーへと生まれ変わった。 |
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