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大塚国際美術館を訪ねて
2008年4月16日〜21日 徳島県・鳴門市
千葉の鈴木

我々は、静かに走り始めた。桜もだいたい終わり、肌寒い日はなくなったものの、海老名に早朝5時の待ち合わせには、もう一枚なにか着てくるべきであった。4時半ぐらいだろうか、RTの奥本さんが到着し、今回のツアーの安全を確かめつつまだ薄暗い中、明石を目指し走り出した。

 富士川、浜名湖と休み草津までは名古屋湾岸経由の新名阪を雨の中を走った。日頃の行いのせいか西宮に着いた頃には雨もやみ、12時を過ぎていたので神戸にて遅い昼飯をとった。今夜は明石のビジネスホテル泊だが夜の食事は明石在住の奥本翁の旧友(女性)と居酒屋で久しぶりの再会という楽しいひとときに同行させていただいた。
 
 今回のツアーの目的だが、それは、ただ一つ美術館散策にある。その美術館の展示品の多さ故2日間を要する。全てがレプリカであるが、きわめてオリジナルに近い。焼き物のレプリカだけに触れてもかまわない。
 しかし、あまりにオリジナルに近いため迫力があるせいか触っている者などいない。皆静かに絵を見つめている。大塚国際美術館地図】はそんな美術館であり、展示物は世界中の名画、壁画、フレスコ画などかなりの数が揃っている。明石大橋、鳴門の渦巻きなどツアー中の見所もあったがここでは割愛しよう。

 興奮の一日目、静かにじっくりの二日目と古代から中世、近代から現代とさまざまな名画を鑑賞させてもらった。私自身鑑賞眼はほとんど無いのだが、多少は絵が好きということもあり外国に行くお金もない為、オリジナルが来日した時は出来るだけ見に行くようにはしていた。しかし、ここのように一度に短時間の間に古代から現代まで見てみると壮大な人類史を見るようで、こういった感じはここでしか味わえないのではないだろうか。 
大塚国際美術館では1000余点もの西洋名画が、陶板技術によって再現されています。オリジナル作品は、世界25ヶ国、190余の美術館に及び、日本に居ながらにして世界の美術館を体験。(HPより抜粋)


 バイク転倒注意〜大鳴門橋にこの警告板はある。それほどに橋の上は風が強い。淡路島に戻りたまたま縁がありウエスティンホテル淡路に一泊したが、感想から言えば私は生涯この手のホテルに泊まることは無いだろう。
 ほとほと山奥、海辺の温泉宿が合っているようだ。


ウェスティンホテルをバックに


 近畿圏で活躍中の我がクラブ員、高橋さんと垂水駅前で待ち合わせた。本日一日は全て高橋さんお任せで奈良を案内していただいた。改修中の唐招提寺地図】は素屋根の解体の途中であったが、きれいに仕上がった大屋根がその間より少し見ることが出来た。 

               
 大阪に戻り、やはり大阪で活躍中のクラブ員ムラオカさんも加わり、つかの間のオーナーズ大阪ミーティングとなった。今回のツアーの話、単身赴任の話、当然バイクの話などつきることの無い大阪ナイトであった。

  高橋さん、ムラオカさんありがとうございました。

 
 翌日、京都をぶらつく。夜の先斗町(ぽんとちょう)は古さと新しさがとてもいい感じで、歩いているだけでも楽しいものだ。ちょうど真ん中あたりだろうか、私でも気軽に入れそうな居酒屋を見つけた。次回はここに来よう。
 

 



 私は京都からまっすぐ関東に戻ったが奥本翁は今度は岐阜の友人に会うため、まだツアーはつづく。草津の手前のPAで別れたが、その声が無線から聞こえることは無いだろうが電源を切る気にはなれず、そのまま帰宅した。


※写真は管理人が勝手に掲載しておりますので、都合が悪い方はご連絡ください、削除致します。
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