日帰りそば打ち体験ツーリング
2004年9月19日 
川口の住人 奥本(R100RS)

今回のそば打ちツーリングは当会の長老、古本さん(78歳)の企画です。

9月9日(下見ツーリング
古本さんより静岡の由比ガ浜へ桜海老のかき揚げを食べに行きませんか?との
お誘いがあり、同行することにしました。

桜海老の秋の漁期は10月15日からですが長老の行きつけの網元の息子さんが経営するお店なので、瞬間冷凍された海老を使ったかき揚げ大変おいしく堪能してきました。

お腹もいっぱいになったので蕎麦打ち道場の下見に行く為に国道52号線を身延町をめざして富士川に沿って走る、このルートも10数年ぶりである。平日のせいか交通量も少なく山間地の緑多きワインディング道路を快適に走る。
身延から300号線を走り下部温泉地図】にて小休止、下部温泉も身延山に有る久遠寺、通称身延参りで大変栄えた温泉場であるが今はその面影も見受けられない。

この温泉も先日、地下水を使ったホテルで騒がれたようである。
温泉を後にして中乃倉峠を越え本栖湖を半周し精進湖の東側を経てオウム真理教で名が知られるようになった上九一色村から芦川渓谷を分け入り今回の蕎麦道場「おてんぐさん」【地図】の有る芦川村(あしがわむら)に着く。

9月19日(本番ツーリング)

日曜日8名の参加である、群馬の小柴さんも友人を引き連れての参加です。
芦川村は甲府南インターより30分ほど山の中に分け入った天狗山のふもとにあり、自生する“にほんすずらん”の群生地で名の知られた素朴で人情味あふれた山村で今回の蕎麦道場も村営である、この道場にはこだわりがいくつかあるようだ。

一つ目は使うそば粉は前日に村の年寄りが石臼でていねいに挽いてくれるようです。石臼で挽いた粉は香りも良く、しっとりとした手触りの粉が出来るそうです。

二つ目はニ八そば、つなぎの小麦粉とそば粉との割合を言うのだそうです。

三つ目は(三だて)引き立て、打ち立て、茹で立てのことでおいしい蕎麦の条件です。

3ヶ所に分かれて先生の指導を受け蕎麦打ち開始である。
まずは小麦粉とそば粉を充分に混ぜ合わせる、真中をクレータ状にして熱湯を注ぎ手早く水分をなじませる、熱いので少々もたつく。なじんだ物を粘り気が出るまで練りこみ、まん丸いお団子状に作り是を伸ばすのである。

ここからが蕎麦打ちの真髄である、そばは押しながら伸ばす物と思っていたが大きな間違い、引いたときに伸びるのである。力を入れると穴があく、何事も経験のようである、先生がやると簡単そうに見えるが厚さを平均に形を四角に各組とも苦労したようです。茹であがった蕎麦を冷たい清水ですすぎ、おいしいそばつゆで各組とも、おいしいおいしいの連呼です。苦労の甲斐ありです。

隣りの蕎麦をつまませてもらったが、当方のよりおいしく感じた、蕎麦は太さが味に大きく左右されるようである。
何はともあれおいしい楽しい蕎麦打ち経験でした。

現地解散となり群馬、埼玉組は塩山から140号線にて西沢渓谷をながめ雁坂峠を超え荒川村で群馬グループと分かれ秩父、日高(彼岸花の名所があり渋滞に合いました)川越を経て無事我家へ到着。

高橋さん(大宮)先導役お疲れ様でした。

おてんぐさん全景

R1150RS,新車です

只今、143,145km

捕まった?

駐車場にて

ぶどう園にて一服

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