第30回BMWフェスティバル
2002年10月19日〜20日
瀧澤

機嫌をそこねたエンジンの怪

 出発の数日前

我が愛車755は第30回目の記念すべきフエステバル参加を前にバッテリーとシートを新品にして日常の足としてとても快調に走り回っていました。この調子なら走りはバッチリ変に触てるよりもこのままで行こう。

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 余裕もつて我が家を出発、時間が有るので一般道をユックリと流す、新しくしたシートの座り心地にニンマリ、エンジンの回転も滑らか・・・調布から高速道路に入りまだまだ集合時間には、早いのでユックリと走る、見覚えの有るBMWが、軽い挨拶とともに追い越し車線を通り過ぎて行った。八王子を過ぎ、高尾山の上り勾配にさしかかるといよいよエンジンパワーの発揮どころ・・・

快調にスピードを上げていく・・・しかしいつに無く周囲の車のスピードが、速い、近年の自動車は、恐ろしく性能が向上したものだなーと変に感心しながら次の藤野PAで、一服する事にした。

PAを出て合流車線を加速していく、旧とはいえ流石BMW未だ衰えない加速に満足しながら本線に合流、しかし、周囲の車は相変わらず飛ばすな〜・・・

ここで初めて自分の車の不調に気付く、スロットルを開けても速度が、増さないので有る。暫らく様子を見てみるとエンジンが4.000回転の所で頭打ちに成るのである。トップギヤーで丁度時速110キロメーター、まるでスピードリミッターが動作したように速度が上がらない。談合坂の過酷な上り勾配では80キロまで正常時と同様にパワーが出るのにスロットを開けてもそれ以上は絶望的・・・

 談合坂SAには予定よりも1時間ほど早めに到着。そこには既にほぼ全員の参加メンバーが顔を揃えていました。みなさん今回のフエステバルを心待ちに楽しみにしていたのでしょうね。不安を隠しながらも笑顔で挨拶???しばしの歓談の後、次の目的地、双葉SAを目指して出発・・・

 双葉SAでの昼食、エンジン不調の件を伝えると、食後は、ベテランメカニック達による整備作業のレクチャーを受ける事になりました。流石にベテラン手際のよい作業と受け答えで有意義な一時を過しました。そこでは点火系統をポイントに面倒を見て頂きました。
 スパーグプラグも取り替え満タンにしていよいよ最終目的地へと出発、小気味よく合流車線を加速して行きます、しかし相変わらず高速では不調です。・・・雨が降り出すし山を登るにつれてエンジンは益々むずかる・・目的地はもう目の前だ頑張ってくれ〜・・・祈るような気持ちで何とか八ヶ岳ロイヤルホテルにたどり着いた。
 早速ホテルの玄関が、ピットに早変わり??点火系の異常か、?明日は走って帰れるのか?
 様々なアドバイスを受けながら原因究明にみんなで努力しました。
ホテルにチェックin,そちらの内容は知る人ぞ知るなので省略。

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 写真撮影も終り挨拶もそこそこにソソクサと帰路につく、無事に帰り着く事が出来るかが当面の最大の関心事である。見るに見かねたS氏から一緒に走ってくれるとの申し出が有ったので心強かった。(途中のSA事にスパークプラグの左右を入れ替えてみたが、常に左が黒く右は白かった。)

お陰様で、無事に帰り着く事が出来ました。

また、皆様の暖かい心使いに改めて感謝致します、有難う御座いました。・・・

 数日後帰宅して数日後、一通り自分でチェックして高速走行に再度挑戦して見ました。相変わらず・・・エンジンに負担が掛かる為か燃費が予想外に悪く高速道路上で燃料が無くなりエラク高いガソリン代を払う事に成ってしまいました。

ここまでやって、ヤット一番側キャブの圧力隔膜に異常が有った事を発見した次第です。

       BMW  @  755    瀧沢  勉 
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