新年会ツーリングレポート
2002年2月10日〜11日
千葉 秋元
2月10日
曇り空の中、集合場所の海老名SAを定刻の9:00出発。瀧澤氏に厚木道路の途中まで見送って頂いた。終点に近づいたところ、熱海方面は渋滞で動かず、急遽ターンパィク経由で大観山、亀石峠、宇佐美より伊東に変更、この間渋滞は一切無く、対向車もほとんど無かった。

伊東の海岸沿いにある「ふじいち」に到着、1階は魚屋、2階から3階は食堂になっている処で昼食、ここは下の魚屋で買ったものは上で料理して頂ける店であり、私達は三合丼という、ご飯の上にまくろ、イカ、鯵(アジ)のタタキが載ったどんぶりと、イカの丸焼きを食した。
このイカ焼きは、新鮮なツタも一緒に焼き、その味噌をくるめて食べるのであるがとても美味しかった。

伊東をほんの少し出た所で渋滞に遭遇、対向車に聞くと、どうやら河津までこの状況とのこと、大室山付近で再度対向車に情報収集すると、何と河津を越して下田迄続いているとのこと、後から聞くと、本日より河津のさくら祭り始まったとのことで、これが渋滞の原因らしい。全員集まり作戦会議、その結果、海岸線を避け大室山より伊豆スカイラインにて湯ケ島、R414箕作経由で下田に向かった。

大室山より伊豆スカイラインに入ったあたりより雪になり、冷川インターでは零下になり寒さも極限に達した。厚着しているものの身体は冷え込み、手は感覚が無くなっていた。途中、道の駅でトイレに駆け込んだところ、何と私の「ジュニア」が無い・・・どこに落として来たか、さては冷川インター付近か、されど戻って探す気にはなれない、家内にどう説明しようか・‥震える身体で頭もマッシロ、身体はモヨウして来るし、かじかんだ手で股間の奥までかき回す、「アツター」あまりの寒さで身体に埋没してしまったらしい、何とかなだめ引き出し、朝顔に向けた。アーさっぱりした。

下田に着くと時折太陽が顔をのぞかせ、温度も戻った。早速海辺の宿「海山荘」の温泉に飛び込み身体を温めた。
宴会に入り、会長挨拶、事務局報告の後、海の幸に舌鼓、その後、会はいつの問にか異業種交流会に変わり、議患は時代を反映してか、もっぱら買気対策、中小企業社長さんの悩みに集中した。

いくつか紹介してみると、(小泉さん聞いてくれ−)
○信用に基づき取引(納品)したが口ではうまい事というがいざとなると支払って貰えない私共は現金仕入れの為因っている○又自分が誠意をもって出した見積もりが頭から10%〜20%,も削られた。
○イヤーもっと深刻だよ、長期の手形をもたされ,期日が来ると再度延長すべく書き換えを迫られる。
○回収不能になったり、倒産したら先ずその社の資産をすかさず「お預りします」と宣言し引き上げてしまうのが懸命だ。この場合、もし私が債権者で,柏手の会社に夢にまで描いたドマニーやシリアルNo・・の入ったR69Sスタイプサイドカーがあったら、他に目もくれず真っ先に引き上げて来てしまうね‥・
                                        
以上多種多様な悩みやノウハウを発表して頂きました。これ等を参考に不況にめげず、このデフレスパイラルを乗り切って参りましよう。
翌日は良い天気、私は用事がある為、9時に出発、沼津経由で午後2時前に帰宅しました。皆様お疲れさまでした。又お逢いしましよう。
最後に文中不謹慎な個所がありましたことをお詫び致します。(千葉・・秋元)

■ツーリング参加者名簿(敬称略)
○高橋光三 ○鈴木清 ○奥本芳宏 ○須田求 ○秋元勇二郎 ○風見博 ○風見次代  ○風見茜 ○中島安晴 ○鈴木等夫 ○鈴木一彦 ○古本金雄○谷田信行 ○大槻宏 
○高橋 篤
○滝沢勉(見送り)

■参加車両 ソロ8台  サイドカー3台  四輪2台

←前のツーレポへ  次のツーレポへ→
ツーリングレポート一覧へ戻る